Global Lives ProjectのDVDが届いた
先月このブログに書いたGlobal Lives Project。ショートバージョンのDVDが届いた。世界の10人の24時間を映像で記録するプロジェクトだ。
Global Lives Projectの紹介ビデオ:世界の「10人」はどのように選ばれたか: ICHINOHE Blog
先月このブログに書いたGlobal Lives Project。ショートバージョンのDVDが届いた。世界の10人の24時間を映像で記録するプロジェクトだ。
Global Lives Projectの紹介ビデオ:世界の「10人」はどのように選ばれたか: ICHINOHE Blog
世界の人々の24時間を映像で記録するGlobal Live Project。以前イベントで知って以来、動向を注目しているのだが、短い紹介ビデオを見つけた。世界の「10人」をどのように抽出したか、基準がビジュアライズされている。
ざっとメモしてみた。
地理的分布 6人をアジアから他の地域、ヨーロッパ、アフリカ、南米、北米から1名ずつ地域
都市から5名、ルーラルから5名収入
詳細な調査に基づいて、世界の人々の収入分布に基づいて10人を抽出性別
5名づつ。宗教
世界の分布に基づく
クリスチャン4、ムスリム1、ヒンドゥ2、仏教1、無宗教1、その他1年齢分布
これも世界全体の年齢構成に基づいて、配分。
世界の10人の24時間を記録しているので、トータルは240時間。すべてを見るのは大変なのだが、すでに日本語を含む字幕を入れる作業は進んでいるようだ。
米国、ブラジル、マラウィ、日本、中国の5カ国の人の24時間は、500ドル寄付すれば、ハードディスクに入れて送ってくれる。
8-10分のショートバージョンは、米国Amazonを通じて購入できる。15.99ドル。日本語幕も選択できる。
Amazon.com: Global Lives Project: Step Out of Your World (Collected Shorts): Movies & TV
過去の関連記事:
国連大学メディアラボらによる映像上映イベント「Peace & Creativity Salon」: ICHINOHE Blog
6月のフォトウォークで訪れた柏崎市高柳。高柳の荻ノ島という地区は、かやぶきの里として知られているが、このエリアでロケが行われた映画「キャタピラー」を、公開初日の8月14日に見てきた。試写会以外で映画館に足を運ぶのは本当に久しぶりで、ひょっとすると新潟に引っ越してきてから初めてかもしれない。この映画は、寺島しのぶがベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した作品ということで知られている。
新潟県内では、新潟市の「シネウインド」のみで上映されている。
戦時中、四肢を失った帰還兵とその妻のストーリー。冒頭、四肢を失った夫(すなわち芋虫、キャタピラーとなった夫)が、家族の前に現れるシーンは、非常にショッキングで、戦争とはここまで残酷な運命を人々に強いるのかと、誰もが思うだろう。フォトウォークで、のどかな荻ノ島の風景を見てきた僕にとっては、なおさらその思いは強かった(ロケはこのほか、新潟県内の栃尾や刈羽でも行われたそうだ)。
戦場で命を落とす兵士たちの姿ではなく、帰還兵とその家族の苦悩を描くというのは、あまり日本映画にはない切り口なのだろう。しかも、その食欲や性欲と言って、原始的な欲求のレベルまで切り込んだ作品となると、非常に珍しいとは思うし、この視点は重要だ。
子どもの頃、弘前さくらまつりの会場近くで、傷痍軍人の人たちが音楽を演奏しながら物乞いをしているのを見たことがある。母は「あれは偽物だ」といって取り合わなかったし、事実そのようなケースが多かったのであろう。しかしそうした「にせ傷痍軍人」の存在もあいまって、戦後自分たちは、傷痍軍人たちの存在について、無関心になっていき、結果としてことの本質に向き合うのを忘れてきたような気がする。
『戦争における「人殺し」の心理学』という本のように、「生きる」「死ぬ」以上にもう少し詳細に、戦場に送られた人間がどのような犠牲を強いられ、生きて帰るにしてもどのような状態に陥るのかを、考えるべきなのだと思う。
元ちとせの「死んだ女の子」が主題歌として流れる。ヒロシマをテーマとしてこの曲は、映画のストーリーに直接関係はないのだが、日本から「反戦」のメッセージを発するとおいう意味では、統一されているという趣旨なのだろう。コンテキストとしてはあまりピンとこなかったが、それを吹き飛ばして、心を揺り動かす迫力がある曲であった。
三谷幸喜監督の、どこまでも笑える作品。
新潟県には「富樫」という苗字が結構多いのだが、この映画を見て以来、この苗字を見るとどうしても、佐藤浩市の演じるくどい役者「デラ富樫」の姿が思い出されて、笑ってしまう。
街を牛耳るホ゛ス・天塩(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(妻夫
木聡)。命の代償に伝説の殺し屋“テ゛ラ富樫”を連れて来ると誓うが、期日が迫ってもテ゛ラは見つから
ない。窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、無名の俳優村田大樹(佐藤浩市)を雇って、殺し屋に
仕立てあげることだった。まるで映画のセットのような不思議な港町、守加護(すかご)で、すべてを映画の撮影だと信じ、伝説
の殺し屋を演じ続ける村田。その俳優を本物の殺し屋だと勘違いし、雇ってしまう天塩。そして、自
分の命を賭けて、2人の男をだまし通そうとする備後。果たして、<彼ら>と<彼らに巻き込まれて
いく人々>の運命は一体どうなるのか!?
今日WOWOWで流れていた映画。 原作はホイチョイ・プロダクションズ。
ホイチョイの「カノッサの屈辱」はかつて見ていたけれど、「バブル」の華やかさにはほとんど縁がなく、僕はいま一つパッとしない大学生活を、早稲田近辺で送っていた。なので、この映画のデフォルメされた世界が、本当に展開されていたのかは、イマイチわからないし、当時のバブルの波には、ちっとも乗れていなかった。もっとも時期的には、もうバブルははじけかかっていた世代なんだけど。
先日のTwitter特集を担当されたaqualunaさんからメールをいただき、ネット時代のテレビのあり方について、僕なりに考えて今日お返事をした。
ちょうど同じタイミングで、今晩NHKが「テレビのこれから」についての特番をやっていた。僕はノーマークだったが、9時近くになってTwitterをのぞいてみて気がつき、第二部をちらちらと見ていた。
リンク: テレビの、これから│日本の、これから.
テレビ関係者から妙な発言が出て、ネットではいろいろ反応が出ていたが、(ネットユーザから見たら不満かもしれないが)夏野さんや糸井さんの発言がうまく間を取り持っていたし、オーディエンスからもテレビに対するそれなりに適切な論点提示があったように思う。テレビとネットの関係について、「テレビ番組」としては非常にバランスが取れた扱い方になったと思った。民放が全国一律に放映されてないじゃないかという、秋田の事例についての指摘は、非常に重要な指摘で、NHKならではだな、と思った。
いろいろ論点が指摘されていたこの番組、再放送されたり、ネットで再配信されたりするのだろうか?
4日水曜の夜、新潟デジタルメディア研究会に久々に参加した。
今回の講師はテレビ朝日クロスメディア編成専任局長の古川柳子さんで、「今、なぜクロスメディアなのか?~マスがコミュニケーションする時代の情報デザイン~」という演題でお話をうかがった。
古川さんは、東京大学大学院学際情報学府にも所属されており、テレビをめぐる環境の変化を適切にとらえつつ、テレビ業界の人々とのインタフェースを保ち、漸進的な改革を進めていらっしゃるのだろうと、お話を聞きながら感じた。
自転車、バイクその他、2輪あるいは4輪の乗り物が、階段を下りていく現象を見たり、話を聞くと、僕はいつも「ライダーマン」を思い出す。
仮面ライダーシリーズに登場するバイクはみな、子供が驚く程度に圧倒的な高性能なのだが、その中にあって、ライダーマンのバイクは最高速度も遅く、装飾も特に施されていない「普通のバイク」だった。あえて特徴としてあげられていたのが、「急な階段もスムーズに降りることができる」というものであった。たいしたことがないな、と思いながら、子供のころは自転車で階段を下りる遊びをしていたような記憶がある。
というわけで、昨日久しぶりに階段を乗り物が下りていく話になったので、思い立ってライダーマンについて調べてみた。すると、バイクを含めて特徴の乏しいライダーマンを、再評価しようというサイトが、いくつか見つかった。いずれもGeocitiesで作られていて、再評価の時期は、5,6年前のようだ。ずいぶん前から見直しの機運は高まっていたのか(?)。
ライダーマンは右腕だけが改造されているが、他は生身の人間であり、ほかのライダーのように脳以外は機械でできているわけではない。子供のころは、このことについて考えず、ただ「弱いライダー」として位置づけていたわけだ。反省すべきであろう。
調べているうちに、こんな記事も見つかった。ライダーマンは京都大学出身だった。
Wowowでやっている「Dream Girls」を横目で見ているうちに、引き込まれた。
例によって、まったく予備知識はなく、これがBeyonceか、とか、迫力ある歌いっぷりなこの人がJennifer Hudsonなんだ、とか、出演者については最後までそんな感じだったが、見ているうちにこの話は、Supremesを題材にしているのかなということはわかった。
見ながら検索してみるとその予想は当たっていたのだが、「シュープリームス」ではなく「スプリームス」という日本語表記が増えているという説が、Wikipediaに記述されていた。
テレビ朝日が、「ウソバスター」での使われたブログが自作されたものであることを認めたようだ。
リンク: asahi.com(朝日新聞社):番組撮影用にブログ自作 テレ朝の情報バラエティー - 社会.
テレビ朝日広報部の話 実際にあったブログなどから撮影許可が得られず、番組で撮影用に同じ趣旨のブログを作成した。担当した番組制作会社から実在したブログなどネット情報のコピーを示されており、捏造(ねつぞう)ではないと考えている。
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