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2011年5月8日 - 2011年5月14日

2011/05/14

自動的に生成されるインタラクティブな百科事典Qwiki:iPadアプリはロケーションにも対応

先週学生の @tel_t が見つけて発表してくれたのが、以下の記事。

iPad版Qwikiアプリケーション、リリース後11日間で25万ダウンロードを達成

そもそもQwikiってなんだ?ということになって、調べてみたのだが、なかなか面白い「百科事典」サービスで、一月には一般公開されていたことがわかった。ブラウザ上で利用できる。

ビデオ検索エンジンのQwikiが一般公開

Qwiki


ニュースをフォローしていない方のために説明すると、Qwikiは主としてWikipediaの記事を写真やビデオと統合し、音声読み上げするサービスだ。

自動読み上げ機能を使っているので、スムーズとは言い難いものの、ウェブ上のコンテンツを組み合わせたビジュアルの見やすさもあって、英語の苦手な日本人でも理解しやすくなっている。画面は音声とともに自動的に遷移するが、興味のある画像や映像が出てきたらクリックして一時停止させ、拡大することができるようだ。

残念ながら英語版Wikipediaの日本関連の項目は充実しているとはいいがたいので、たとえばKeiwa Collegeの項目などは非常に短い。内容の足りない部分については、画像、動画については、追加したい項目を追加ができるようだが、説明文については入力項目に入っていないので、おそらくソースとなっているWikipediaを直接書き換えてくれということなのだろう。

最近リリースされたiPadアプリ版では、位置情報とも連携させられるようになり、今いる場所の周辺にひもづいている項目を表示できるようになった。新潟にいるときには、新潟県、新潟市、新潟駅、古町などの項目が表示できる。もちろん地図に基づいて、別の町にいって、その場所にひもづいた情報を取り出すことも可能だ。旅行の計画にも役立ちそうだし、旅行先でこれを持って歩きまわるというのも、なかなか面白そうだ。

Qwiki iPad App Demo from Qwiki on Vimeo.

いくつか項目を拾ってみた。

Keiwa College

View Keiwa College and over 3,000,000 other topics on Qwiki.

Shibata(新発田市)

View Shibata, Niigata and over 3,000,000 other topics on Qwiki.

Niigata City

View Niigata (city) and over 3,000,000 other topics on Qwiki.

Hirosaki(弘前市、ハイローサキと発音されている)

View Hirosaki, Aomori and over 3,000,000 other topics on Qwiki.


以下は昨年9月に、TechCrunch Disruptでプレゼンした時のもの。このときQwikiは大賞を受賞している。

TC Disrupt―Qwikiは情報検索の未来体験だ

TC Disrupt―大賞と5万ドルは自動記事生成のQwikiに

敬和バドミントン部、武下利一選手、日本ランキングサーキットで二連覇達成

5月11日、バドミントンの日本ランキングサーキットで、敬和学園大学バドミントン部の武下利一選手が優勝した。ニュージーランド国際に続くタイトルであり、昨年に引き続いての二連覇となった。

以下に決勝の試合の動画がアーカイブされている。

2001年日本ランキングサーキット大会 | ライブ配信

僕も学生と一緒にネット観戦していたが、2ゲームとも先行されながら、粘り強く戦っていて、精神面での成長を感じさせる戦いぶりであった。現在4年生なので、大学での試合は残りわずかだが、さらなる飛躍を期待したい。

敬和学園大学からは、以下のプレスリリースを出し、すでにいくつか取材があったようだ(最近、広報担当が、Tumblrを実験的に利用してみている)。

バドミントン 日本ランキングサーキットで武下利一(敬和学園大学)が優勝 - 敬和学園大学 / KeiwaCollege

松浦進二監督は、ブログで以下のようにコメントしている。

敬和学園大学バドミントン部 松浦進二監督の新・一球入魂  : ランキングサーキット大会で武下利一が2連覇!!

利一自身、やっぱり去年の全日本総合がああいう形で終わり、立て直すのが苦しかったと思います。 ただ、敬和の合宿で結構なトレーニングをやりましたし、その後、ニュージーランドで優勝したのが本人には精神的に大きかったと思います。以前ブログにも書きましたが、とんでもない負け方をするとその後なかなか成績が上がらなくなってくる。それを払しょくするには試合で勝つしかない。だから、この優勝がすごく大きかったのではないかと。

利一とは今年1年しか関われないので、これからまだまだ練習し、精神的にもっと強くして、今年度の試合は全部優勝するつもりでいきたいと思います。

情報ネットワーク法学会特別チャリティ講演会『大災害時のソーシャルネットワーク・インターネットの効用と課題』無事終了

先日告知した情報ネットワーク法学会の特別講演会が、無事終了した。ご参加いただいた皆さん、パネラーの皆さん、どうもありがとうございました。

会場の東京カルチャーカルチャーは、普段はもっとやわらかいイベントが開催されていて、今回のようなテーマでの開催は珍しかったようだ。

直前になって、宮城県山元町の臨時災害放送局りんごラジオと、福島県のラジオ福島からの電話レポートが決まり、進行管理には苦労した。しかし、お話は非常に面白かった。基本インフラも含めて大きなダメージを受けた町で、数日でラジオ局をスタートさせたりんごラジオの話も参考になったし、ソーシャルメディアを含めてあらゆる手段を通じて、人々に情報を届けるという役割を追求している、ラジオ福島の姿勢も素晴らしいと感じた。音声状態が悪く、司会席にいた僕ですら、一部聞き取れないところがあったけれども、皆さんが現場でできうる限りの力を尽くしているということは、十分に伝わってきた。

パネラーの皆さんのお話は、どれも刺激的で、私の予想をはるかに超える広がりを持っていた。個人的には、災害時にネットでsurviveできた人がどれぐらいいるのか、あるいは、ネットは既存メディアを補完する役割を果たしたのか、というあたりのトピックが中心になるのかなと思っていた。しかし、パネラーの皆さんのお話はそこよりもむしろ、「人と人をいかに結びつけて、被災地・被災者支援につなげられるのか」という、より実践的な課題に焦点をあてていた。被災地支援に取り組んでいくと、さまざまな関係機関の調整が難航してニーズの把握が難しくなるなど、意外なところに問題があるようだ。

そんな中で、一番評価が高かったのが、amazonのウィッシュリスト。ウィッシュリストの機能を使って、個別の需要と供給のマッチングが行われているのだが、これはamazonだけが実現したというよりは、ソーシャルメディアを通じて意義を認められ、さまざまなプロジェクトで活用されるようになったようだ。しかも、支援した側にも成果がはっきりと見えるので、支援する側される側、いずれにも「成功体験」をもたらすという。「○○町では○○が不足している」というおおざっぱな情報で発生するミスマッチも防げるし、うまく機能していくという経験を積み重ねることで、中長期的には、ICTを活用する意義が認識されていくという指摘もあった。また成功させるには、PCやウェブサービスを提供するだけではだめで、最終的にそれらが活用されるまで、人的支援も含めて提供する必要があるという。

震災関連の情報をどのように集約していくか、ネットの原理と一見矛盾する課題もあるのだが、これもまた震災時に利用される情報を共通化するなどの方法で、解決できる可能性があるという指摘もあった。まとめていくためにもまた、まとめることの意義を認識できるような「成功体験」が必要になるのであろう。

ほかにもたくさんの示唆に富む発言があり、司会席で非常にいい話をきかせていただいたが、まだ消化不良のところもある。以下にUST動画がアーカイブされているので、明日以降「復習」したいと思う。

情報ネットワーク法学会、TCCなど、スタッフの皆さん、おつかれさまでした。



5/13開催『大災害時のソーシヤルネットワーク・インターネットの効用と課題』 - NAVER まとめ

Togetter - 「「大災害時のソーシヤルネットワーク・インターネットの効用と課題」」


2011/05/10

脱原発とソーシャルメディアに関してコメント(中日新聞)

5/9付中日新聞の下記記事で、僕のコメントを掲載してもらった。名古屋での「脱原発」行進が行われ、いわゆる「活動家」ではない一般の人々が、ソーシャルメディアで情報を共有し、多くの人々が今回の更新に参加したという記事。

ネットで結集、脱原発へ行進:トピックス:中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina)

ソーシャルメディアに詳しい一戸信哉・敬和学園大(新潟県新発田市)准教授は「ソーシャルメディアは一般の人にとって、広く情報取得の手段になり始めている。震災や原発後、人々の意識が高まっているところに、関連情報に触れ、これだけの数のパレードに結び付いたのだろう」と話している。

実は昨日、笹団子屋の中で連絡をもらって電話で答えた内容。したがって、この出来事の詳しい背景については調べられずに回答した。実際には「活動家」も中に入っていた可能性もあるし、その辺の実態はもっとよく調べてみなければわからない。原発に関する関心は、一般の人々の間でも高まってきているところに、人々の関心をつなげていくものとして、ソーシャルメディアが機能した、と見るのは、それほど外れてはいないだろうと思っている。ただFacebookがそこまで機能したか、という点については、やや疑問に思っている。

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