« 2007年1月28日 - 2007年2月3日 | トップページ | 2007年2月11日 - 2007年2月17日 »

2007年2月4日 - 2007年2月10日

2007/02/09

情報処理技術と刑事事件に関する共同シンポジウム

すでにいろんな先生のブログで告知済の、大阪でのシンポジウム。

僕もなんとか行くことができそうだ。事前予約不要となっているが、満杯にはならないのだろうか。
金子勇氏の講演はもちろん、どの先生の話も興味深い。岡村先生は、NBL848号の評釈と同趣旨の講演となることが予想される。高木先生は12月12日書かれた「 Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根.」のお話かな。

リンク: 情報処理技術と刑事事件に関する共同シンポジウム.

「IT技術と刑事事件を考える−Winny事件判決を契機として−」
の開催について(ご案内)


日 時:2007年2月17日(土)10:00〜17:00
場 所:大阪弁護士会館2階ホール
参加費:無 料
申込み:不 要
プログラム
1 講 演 ファイル共有ソフト概説
  講 師  金子 勇 氏 プログラマー・Winny開発者
2 講 演 ファイル共有ソフトを巡る法的問題点
  講 師  指宿 信 氏(立命館大学法科大学院教授・情報ネットワーク法学会)
3 講 演 ファイル共有ソフトと著作権に関する裁判例
  講 師  岡村 久道 氏(大阪弁護士会会員・国立情報学研究所客員教授・情報ネットワーク法学会理事)
4 講 演 ファイル共有を巡る技術的問題点
  講 師  高木浩光氏(産業技術総合研究所 情報セキュリティ研究センター主任研究員・情報処理学会会員・情報ネットワーク法学会会員)
5 講 演 IT事件に関する弁護技術上の問題点
  講 師  秋田 真志 氏(大阪弁護士会・刑事弁護委員会副委員長)
6 パネルディスカッション「Winny事件が残したもの」

主 催:大阪弁護士会 刑事弁護委員会、情報ネットワーク法学会、情報処理学会

お問い合わせ先:大阪弁護士会 委員会担当室(担当 樫本) TEL:06-6364-1227

2007/02/08

表裏で36年

昨日はいろいろな方から誕生日のお祝いメッセージをいただいた。
ありがとうございました。

青森で18歳の誕生日を迎えてから18年。その年の誕生日には、まだ進学先は決まっておらず、ぴりぴりとした時間を過ごしていたように思うが、その後合格が決まり、五能線の、夜は無人駅となる、「陸奥鶴田」駅で家族と別れ、3月に東京に引っ越した。青森で過ごした時期と、その後の時間は、とうとう並んでしまったことになる。

僕の場合は特に、1989年初頭が大きな分水嶺であった。世間への耐性を備えていくために、東京でずいぶん回り道もしたが、大事な時間がその後の18年間で幾重にも重なって、今の自分につらなっている。青森にいた頃の自分と、その後の自分は、二つの異なるアイデンティティのようで、時に衝突し、それは両親との衝突となって現れてくることもある。が、結局は同じ一人の人間なので、自分の中では適当に調整が行われているような気がしないでもない。いずれにしても、あの頃の自分と今の自分っていう区分が、なんとなくある。

いずれにせよ、今年は二つの人格の立場が、完全に逆転する時なのかもしれない。分水嶺を越えて、反対側におりきった状態ということになる。

昨年からいろいろと環境は変わり、新潟でもいろいろな仕事の仕方が、ようやく見えてきた。もたもたしないで、新幹線にもどんどん飛び乗って、研究活動の生産性をどんどん高めていこうと思う。

ITmedia D LifeStyle:ネットから長文が消えたいくつかの理由 (1/3)

なぜネットには長文がないのか。以前からぼんやりと考えていたことを、小寺信良さんが書いている。

心理的要因もあり、ウェブ、パソコンなど、ツールの仕様にも原因があるのかもしれない。もともと長文がかける人なんて、ごくわずかだった、という指摘もある。

リンク: ITmedia  D LifeStyle:ネットから長文が消えたいくつかの理由 (1/3).

最後のほうにはてなブックマーク(つまりソーシャルブックマーク)の話が出てくる。

 記事に対してブックマークするということは、関心があるという表れに違いない。だがその反応の詳細は、明らかになることがない。良いことか悪いことかわからないが、とにかくなんらかの反応があったということがわかるという、出席簿みたいなものである。

 これが2年前であれば、同じブログでも文章でリアクションが帰ってきた。だから多くの人がひとつの問題に対してどのように感じたのかがわかったし、多くの意見を吸収することができた。ある意味、知識のエコシステムが動作していたわけである。

 「はてな」のユーザーは、このブックマーク機能の登場により、いちいち文章をつむぐ必要がなくなった。ブログを始めたはいいが何を書いていいかわからない、という人にとっては、敷居を下げる効果はあっただろう。

はてなブックマークとブログの話が混在しているが、たしかに現象は一つのつながりで見ることができる。ブログも自分で長文を書く人は減っていて、むしろはてぶ的なリンクだけでほぼ終わっているものが多いのかもしれない。読者側も長いのはあまり読まなくなってきているので、この傾向は読者側からも助長されている。

 文章を書くのが苦手という人は少なくない。だがあなたが何かモノを考えるときには、なんらかの言葉が脳内で鳴り響いているはずである。人間は言葉なしに、考えることはできない。またこれができるから、人間は動物から袂を別って進化したのである。

(中略)

つまり人間が何かモノを考えて、その場で判断なり結論が出せるということは、言葉を紡ぐ能力があるということである。文章を書くのが苦手なのは、考えるスピードに対して書くスピードが追いつかないとか、文章というフォーマットを意識しすぎるからではないだろうか。

大学で教え始めた頃、文章で答案やレポートは書けないけど、イラストでだったら書ける、っていう学生がいた。頭の中に去来したものを文章という形に落とし込むというのは、結構高度な処理を伴っているのだと思うが、それと彼の言っていたイラストとは、どういう関係に立つのだろうかと、ときどき思い出す。

ただ「出席簿」みたいなはてなブックマークは、よく見ていると、長文のおしゃべりはできない、サイレントマジョリティに属する人々の声を、現しているのかもなあと感じることもある。最近学生たちと話していて思うのは、このサイレントマジョリティとしての参加権ですら、それを欲している学生は、実は多くないということ。「ゆとり第一世代」の今年度入学の学生たちは、結局、そのほとんどが「指示待ち」だけの独創性の乏しい人たちだ。「ゆとり」で何かが達成された感じは全くない。

ひょっとすると、先生がなんていおうと、私たちは「お勉強」の世界の勝者じゃないので、こんな知的な活動への参加資格はないんだと思っているのかもしれない。その一方で、いわゆる「資格・検定」に関心のある学生は少なくない。

今日は午後から、新潟市内の高校で出前授業。
コンテンツの作り手となる参加権は、みんなに平等にあり、WEBの世界でそれらは平等に評価されるんだ。これからきっと、ますますその仕掛けは洗練されていく。努力を怠らないでいこう。
そういう話がどこまで通じるか、やってみます。

フォト

Tools

  • Twitter Follow
  • Facebook Feed
  • Facebook Fanpage
  • NSMC

Twitter

Booklog

  • Booklog
無料ブログはココログ

Rakuten

From Flickr

  • www.flickr.com
    This is a Flickr badge showing public photos from shinyai. Make your own badge here.

zenback

Postrank

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

log