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2007年1月7日 - 2007年1月13日

2007/01/13

待ってます

待ってます


新潟駅前でDSとwiiを待つ行列。DSがやや人気優勢で、すでに整理券が無くなった。

J-CAST ニュース : 鳥越氏「辞任説」を否定

昨日今日で、ネット上では2ちゃんねるの閉鎖危機問題とともに、鳥越俊太郎氏がオーマイニュース編集長を辞任するのではないかという話題が、ネット上で飛び交っている。J-CASTから昨晩出た記事は、以下の通り。

リンク: J-CAST ニュース : 鳥越氏「辞任説」を否定.

   市民参加型ニュースサイト「オーマイニュース」の鳥越俊太郎編集長が辞任する、とニュースサイト「JANJAN」 が2007年1月11日に報じたことを受けて、オーマイニュースは同日、「事実関係に誤りがある」とする文章をJANJANに送付、記事の削除と謝罪文の 掲載を要求した。JANJAN側は「記事は十分な取材に基づいている」と譲らないが、鳥越氏は「辞任説」を否定している。

経緯としては上の説明の通りで、「OhmyNews:【追記】一部のインターネットメディア記事について.」を見ると、鳥越氏は辞任を否定しつつも、
「以前から、「後任を探しておいてください」という依頼はしてきました。」という表現もあり、そう遠くない時期に辞任するであろうとJ-CASTは指摘している。

鳥越氏の去就やオーマイニュースの今後、ということよりも、既存マスコミと一般ブログの間に、どんな中間的なメディアを置いて公共的な言論空間を維持発展させていくのかの方が、より大きな問題なんだろう。

切込隊長BLOG(ブログ) - 鳥越俊太郎さん、お疲れ様でした.」にこんなことが書いてあった。

百家争鳴ではないですけど、ひとつの意見として、あるいは主張としての市民団体の発言は、もっぱら朝日新聞などの特定の媒体を通してしか目にすることが無 く、彼らが彼らの言葉で事象を捉え、交流している場がネットにあまり存在しないのは片手落ちな気がしてなりません。彼らの主張に賛成はしないけれども、彼 らが何を考え、どう主張しようとしているのかを知ることもまた、開かれたインターネットの一形態として意味があるように感じます。

つまり「サヨク」的な発言がネット上には流れにくくなっている、ということを言いたいわけだが、なんでそうなるのか。その原因をネットとリアルの「空気」の違いというべきなのか、ネットユーザとリアル言論人の「世代」の違いととらえるべきなのか。恐らく両方なんだと思うが、いずれにせよ、「サヨク」的な発言に何らかの優位な推定を置く文化が、それとなく上の世代とかネット以外の言論空間には漂っているのは確かだと思う。大学教員という職業をやってると、いまだにそういう空間の中に身をおくことが多いのだが、リアルの世界で、「サヨク」優位原則に違和感を表明する人はあんまりいない。だいたいスルーして終わっている。ネットでは、この「スルーして終わって」いた違和感が、どんどんネットの中で表明され、それが場合によっては「炎上」につながっている。

こうした攻撃を行う動機は、愉快犯もいるし、上のような現状への不満を表明するものもいるのだが、いずれにせよ、リアルでの不満との関連がある以上、匿名で、それに便乗したある種の悪意が、表に出やすい構造になっている。攻撃される側は、あいつらは卑怯で、対抗言論に値しないと断じ、対話のチャンネルを閉じる。僕は、オーマイニュースが去年行って不興を買った一連の措置の背景を、このように理解している。

でもはてなブックマークなんかを眺めていると、そんな悪意ばっかりでもなく、むしろ冷静なコメントのほうが圧倒的に多いし、すごく短いのに示唆に富んでいるものも見かける。これは愉快犯で「炎上」をやらかす匿名言論とは、だいぶ違うよなあと思う。たしかに批判するほうは匿名に隠れてやり放題なので、「評価する側/される側」という、今までとは別の非対称性があって、評価される書き手側はビビリがちだけど。 

# 昨年暮れの情報ネットワーク法学会で、佐々木俊尚さんが、「一般雑誌に書く原稿より、ネットに書くほうが、下手なことを書くとはてなブックマークとかで叩かれるので、かえって気を使う」と言っていた。彼のようなネット世界のライターとして成功し、いろんな論争を行ってきた人でも、そういうこと思ってるんだなとちょっと新鮮だった。

注目されるメディアになるならば、愉快犯がもたらすノイズと戦うことは不可避だ。コメント欄を閉じたって、ブログスフィアの中でのそのメディアに対する評価は、あからさまに出てしまうのだ。したがって、こうした匿名言論とうまくつきあいながら、「市民メディア」っていうもののあり方を、もう一度オーマイニュースには模索してもらったほうがいいんではないかと思う。僕としては、空間を維持発展させるための仕掛けのほうに、最近関心が向いている。

Flickr: Views: xxとFavorites: xx

札大の三上先生のブログ「 三上のブログ - バベルの塔:アメリカの友人からの薦め.」を読んで、再度日本語の壁について考えているのだが、自分自身もFlickrを完全に使いこなしているとはいえないのが正直なところ。三上先生の記述から考えることも色々あるのだが、それはまたの機会にして、とりあえず今回はFlickr話。

使い勝手とか盛り上がりとか総合的に見たら、どうみてもLivedoor PicsよりFlickrが上なのだが。そもそもFlickr自体が、「使ってみたら結構ハマる」類のサービスなので、先行して使ってみたからといって、その面白さを人に100%伝えられない。それに輪をかけて、英語だというだけで逃げ出したくなる人には、どうやってオススメしても心を打つまでにいたらないわけだ。

#同じような障壁をあっさり越えさせて、みんなにテレビ映像を探し回るようにせしめたYoutubeは、そういう意味でも「破壊的」だ。

さて10月に始めた僕のFlickr活動もそろそろ3ヶ月。そんなにどんどん新しいネタが出せるわけでもないのだが、日々街角で新しいネタを探しまわる一方、「そろそろ一眼レフ買おうかなあ、でも高いなあ」とヨドバシ新潟を物色したりもしている。

Flickrの中で新しく見つけたGroup活動が「Views: xx」と「Favorites: xx」。Groupというのはさまざまなテーマごとのコミュニティで、掲示板としての機能と、そのグループに関連した写真をプールする機能を持っている。同じようなテーマで写真を撮っている人たちが、お互いの写真を見て、評価しあったり出来るようなコミュニティ機能がある。最近その中に「Views: 50」とか「Favorites: 10」といったグループがあることを発見した。

Flickrにアップされて公開された写真には、「何人が見たか」というViewsや「何人がお気に入りに入れたか」というFavoritesといった情報が残る。FavoritesはFlickrの中の機能だ。IEとは関係ない、念のため。このほかにInterestingという謎の指標もあるというのは以前にも書いたが、これらそれぞれの指標により、自分がアップした写真はソートして、上位200枚を表示できるようになっている。

で、つまり、「Views: 50」というグループは、「50人以上が見た写真のグループ」、「Favorites: 10」というグループは」、「10人以上がお気に入りに入れた写真のグループ」なわけだ。
Viewsのグループには、25、50、75、100、200、300、400、500、600、700、800、900、1000、1250、1500、1750、2000、3000、4000、5000、10000までがある。Favoritesも同様だが、話をViewsに絞ろう。アップした写真へのアクセスが25viewsを突破したら、「Views: 25」グループに、50を超えたら「Views: 50」グループに、徐々に「出世」していく。「出世」といっても、自分で新しいグループに投稿しているだけなのだが。
Photo

実は次のグループへの「出世」は、Flickrの中ではGraduation(卒業)と表記されている。各グループには、卒業を目前に控えた写真(残り5views以内で次のグループに投稿できるようになるもの)を投稿する「Ready to Say GoodBye」と次のグループに写る前に「卒業写真」を残していく「Graduation」、という二つの掲示板がある。「Ready to Say GoodBye」に投稿していくと、そのうち誰かが開いてくれて「卒業」し、めでたく次のグループに移行する、という流れだ。

Flickrを写真置き場として使うならば、Livedoor Picsより優れているのは、容量制限をとっぱらえるということだけ。「写真を通じたソーシャルネットワーキング機能を備えている」という趣旨が見えてくるところまで使い込まないと、たしかにわざわざ英語のサービスを使うメリットは見えてこないかもしれない。

ちなみに僕の素人写真で参加できるのは、せいぜい「Views: 100」まで。「Views: 25」とか「Views: 50」ぐらいを、ちまちまといじっている。

2007/01/11

Information Architects Japan � iA Notebook � Web Trend Map 2007

ガ島通信経由。2007年のウェブトレンドを、東京の地下鉄形式(?)でまとめて図解化している。

リンク: Information Architects Japan � iA Notebook � Web Trend Map 2007.

web trends 2007

The iA Trend Map shows all the big players, the current Internet trends and how they’re connected. It’s totally unscientific and almost useless, but definitely fun to look at.

各路線には、属性がふってあって、Hype, Advertisement, Soc.netwoerks, Marketingといった路線(要素)の上に、各プレイヤが配置されている。GoogleはTechnologyとDemocracy(の終着駅!)だ。Flickrはデザイン(東西線でたぶん高田馬場。東西線も高田馬場もデザインのイメージからは遠いけど。)、MixiはMarketing(大江戸線)の終着駅で、Soc. Networkと新宿で接続。

できあがったものに文句をいうのは簡単。でも、ディテールにこだわらず、ざっくりとした理解をもとに、こうやって図解化してしまう才能は、やはりすごいなあと思う。一度ごらんあれ。

2007/01/09

シーランド話のつづき

売ります:海上独立国家シーランド」をご覧になった、フジのめざましテレビの方から、昼間お電話をいただいた。明日この話題が取り上げられるようだ。授業の直前だったので、あまり詳しくはお話しできなかったが、詳しく説明するほどの話題でもなかろう。めざましテレビ風の小ネタとして紹介されるのだろうか。

「急いで爵位を買っておこうと思います」とでも言えばよかったかなあ。


OhmyNews:mixi のメタモルフォーゼ

mixiのコミュニティ乗っ取りに関する、Oh myNewsの記事。

リンク: OhmyNews:mixi のメタモルフォーゼ.

 じつは今回のこの事象にはオチがあります。今回の件はJ-CASTニュースの記事が 報じているように、「06年10月5日にmixi上で起きた俗に言う「三洋電機事件」で、mixi側が実名登録を推奨していたために、会員だった女性の写 真と自宅住所、電話番号などの個人情報などがネット上で流出する事態が発生」したことと無関係ではないらしいのです。(「三洋電機事件」はこちらを参照)

 

ある事情通のブログに よると、あるユーザーがその個人情報流出の責任を負わされて mixiを退会させられ、ネカマ(ネットオカマの略で、多くの場合、男性なのに女性としてネット上で振舞うこと)となって mixiへの反撃を2ちゃんねる上で宣言。これに「祭り」の機を見て取った他の2ちゃんねるユーザーが、ネカマとなって mixiへの突撃(初心な男性ユーザーを騙す過程を見て楽しむと同時に、mixi側がそれら無垢な犠牲者をネカマの一派と勘違いして強制退会処分するのを 見て楽しむ)を続行中とのことです。

 そして実を言えば、もうかなり前から mixi運営側は、mixiをかき回して楽しもうとする2ちゃんねるからの流入ユーザーの監視と対応に追われているようなのです。

過去の事件との関係については、これまでも示唆されていたところだが、この記事でだいたい状況はわかった。もともと実名の表示が義務付けられていなかっただけでなく、「本人確認」をしていたわけでもない(なので、当初から有名人になりすます「愉快犯」をずいぶん見かけた)ので、排除された会員が別の情報で再加入して暴れるというのは、ある程度予想できたシナリオなんだと思う。

  実名制ゆえの個人情報の流出。匿名性ゆえのネカマの横行と被害。意味不明なコミュニティの改変。しかしそれら以上に奇妙で不可解なのは、上場企業による巨 大SNSに参加する540万人の大多数が、今回の騒ぎと、自分たちに交流の場を提供していたはずのコミュニティの変容を、いわば黙って見ているほど「変 容」してしまっている、ということです。

僕自身、mixiのコミュへの依存度は低いので、「黙って見ているほど「変 容」してしまっている」という表現にはちょっと違和感を感じた。どちらかというと、「もともとそんなもんじゃないの?」という感じだ。mixiのコミュには、中毒性を引き起こすほどのライブ性はないし、自らカスタマイズできる範囲も少ない。したがって、「常駐」するようなユーザはほとんどいなくて、せいぜい定期的にのぞきに行く程度の人じゃないのかという気がする(ちがうんだろうか?)。

mixiとGreeがまだ同規模であった頃、Greeにはコミュニティとは別に「キーワード」っていう機能があった。その区別は当時から「謎」であった(たしか先に「キーワード」」があって、あとから「コミュニティ」が追加された)が、ディスカッションするほどでもなく、自分の属性を表す言葉を登録できるするだけなのが「キーワード」であり、ディスカッションするのが「コミュニティ」という感じだった。実際には「キーワード」にも掲示板的な機能があったり、区別は曖昧で、結局「キーワード」は廃止になった。mixiでも有名な「うふふ~♪いぇい♪」なんていうのは、別にコミュニティとしての意味は最初からないし、稼動しているコミュニティであっても、ROMというか、ただ自分の属性を示すために登録しているメンバーも多いはず。実際僕はそういうつもりで登録しているものが多い。それが好ましいのかどうかよくわからないが、そのことにメーリングリストのROMとなるほどの後ろめたさを感じないのは、SNSのコミュニティというのは、コミュニティとしての機能と属性を示す看板としての機能を、そもそも併せ持っていると、僕自身が定義しているんだと思う。

コミュが変な中身に「改装」されたら、もう一度作り直せばいいと思うんだが(またそこも荒らそうとする奴がでてきそうだけど)、そこで踏みとどまって正義感を振りかざしたくなるほど、コミュに依存している人ってそんなにいるんだろうか?

要するに、誰も変容なんかしてないんじゃない?、と僕は感じているわけだ。

2007/01/08

ITmedia News:PCの常識はケータイの非常識――「モバゲータウン」ヒットの背景 (1/2)

これも年末に出ていた記事。モバゲーに潜入していた、岡田有花さんが、今度は担当者にインタビューしている。

リンク: ITmedia News:PCの常識はケータイの非常識――「モバゲータウン」ヒットの背景 (1/2).

PCでネットを使う層と、携帯でネットを使う層は重なりが少ないと見ているため。「仕事や学校で使って覚えない限り、PC操作は面倒でハードルが高い」。携帯ネットサービスは、携帯からしかネットを使わない層をターゲットにしていい、というのが持論だ。

これから、僕の前に現れる学生たちの多くは、「携帯からしかネットを使わない層」に属していることだろう。いや、もう今年会った学生たちもそうだったのかもしれない。

はてなブックマークのコメントに、

すごい情報格差を感じた。webユーザーが情報富裕層なら、携帯ユーザーはそれに比べて圧倒的に貧しい。しかしその貧困層を多く取り込むほど莫大な利益が上げられる。オフラインでも一緒。

というものがあった。携帯でちまちまといじる気のしない僕としても、まだ確信はないが、納得できる意見だ。ナンバーポータビリティをきっかけに「公式コンテンツ」から人々は解放され、勝手サイトが力を増していくだろうという見解も、記事では述べられている。そうなれば、「PC-携帯」間のシームレスな連携が増えていくし、そうなれば同じ携帯「空間」「コミュニティ」の中でも「PC連携派」が優位に立つんじゃないかと思う。ただ、携帯側の高速化が進めば、Mobilityを生かした携帯側の使い方は、また別の形で発展していくような気はする。

いずれにしても、携帯はそろそろ買い換えないと。

2007/01/07

売ります:海上独立国家シーランド - Engadget Japanese

昔、稚内での授業でとりあげた「シーランド公国」が、売りに出されるそうだ。

リンク: 売ります:海上独立国家シーランド - Engadget Japanese.

シーランドの提供する「データヘイブン」を活用したり、悪用したという話は、ほとんど聞かなかったが、実際にはどうだったんだろう。

AllPeersのチャット

年末に以下の記事を見て、バージョンアップをしただけになっていた。

リンク: TechCrunch Japanese アーカイブ � AllPeers、チャットを加えて返り咲き.

AllPeersは面白そうなので入れてみてはいたものの、共有したいファイルと人という両方の条件が整わず、なんとなくそのままになっていた。そもそも「これをこの人と共有するぞ」と思うような明確な関係になるような、たとえば僕の場合で行った研究者仲間のような人は、あんまり軽々にこの手のものに手を出さないので、結局あんまり出番がなくなる。むしろ現役学生や卒業生とのやりとりのほうが、使う可能性があるだろう(でも敬和の学生はFirefoxなんて使わないから、wakhokの学生限定だな。)。

というわけで、学生とのやりとりのような少しカジュアルな関係の場合には、チャットしていて、その流れで「こんなのあるけどどう?」って感じで、話の流れでファイル共有ってケースは多いんじゃないかと思う。

# 書いていて思ったけど、学生と自分の関係のほうが、より「カジュアル」だと考える僕の感覚は、ちょっと変かもしれない。それは今まで、信頼できる学生がより多く自分の周りにいたからかもしれない。これから敬和で過ごしていくうちにこの感覚は変わるかもしれない。信頼できる同僚のほうが信頼できる学生より多くなれば、それはそれで健全なことなんだろう。

今日Treetopnやhi-roとチャット機能を試してみて気がついたのだが、AllPeersには複数人でのチャット機能はまだついてないようだ。まあそれはSkypeとMSNとかほかのIMでやればいいじゃんってことかもしれないが、Firefoxユーザとしては、Firefoxの中で完結できると結構ありがたいので、みんなにすすめるんだが。

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