中森明夫講演会
大学の学園祭で、中森明夫講演会をやることになった。
光文社「女性自身」の編集部副編集長田邉さんの紹介で、お二人で稚内に来てもらうことになった。
さて。
いかなるイベントであれ、稚内というところは集客に苦労するところだ。
いかに高名な先生がきても、あんまり高尚な企画には、街の人がついてきてくれない。今まで「大入り」だったのは、アニメの上映会だけ。そのときは親子連れが大挙して文化センターに押し寄せた、と学生たちが言っていた。
つまり「大衆」的なイベント以外はなかなか成立しづらいということだ。
中森明夫氏は、「Newsな女たち」をSpa!で連載していた人。
サブカルチャーに詳しい人なので、切り口によっては「大衆」的にもなるし、そうじゃないようにもできる。
まして「女性自身」はきわめて「大衆」的。田邉さんも非常に教養のある方であったが、こちらも「大衆」的でもそうじゃなくもできるだろう。
僕のやりたいことは、大衆的ではないほうなのだが、客入りを考えると大衆的な方向に行かざるを得ない。
さてどうしましょう。今週中には枠組を決めて、告知に入る予定。
コメント
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友美ちゃんからココのことを聞きました。
実は大学時代に中森明夫の「東京トンガリキッズ」を読んで、すごく感動した私です。
今読み返すとそうでもないのですが、まさにあの時代(80年代後半)を象徴する名作だと思っています。
「宝島」(雑誌)の全盛期。
投稿: takaya | 2004/10/04 18:18
実は僕は読んだことがないのですが、どうも80年代に一世を風靡した人のようですね。「東京トンガリキッズ」ぐらいは読んでおいたほうがいいでしょうね。
この前「女性自身」に書かれていたのは、細木数子についてでした。時代はつねに彼女のような「怪ババ」を待っているんだそうです。
投稿: ichinohe | 2004/10/04 21:31